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カメラと写真 

2016, 09. 21 (Wed) 00:30


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先日、まん丸な中秋の名月がぽっかり夜空に浮かんでいるのを目にしました。

Twitterに載せたくて思わずスマホをかざして写真に撮りましたが、撮った後に見てみると思ったようには綺麗に撮れていなかったので、残念ながらTwitterに載せるのは断念しました。そのむかし、『時載りリンネ』でリンネが流れ星をがんばって写真に収め、それを夏休みの自由課題として提出する、という短編を書いた記憶がありますが、なかなか夜空に瞬く星や月をカメラに収めるのはむずかしいですね。まあ、専用の機材で撮っていないのですから当然と言えば当然なんですけど。

でもカメラを巧みに用い、美しい写真を撮れる人っていいですよね。以前も書いたような気がしますが、すごく憧れます。なにせぼくは本当に写真を撮るのが下手で、観光先とかでいくらカメラを持ち歩いても、撮った写真を後で見てみると「なんじゃこりゃ」というようなことがあまりにも多いので。年々カメラの性能は進歩しているわけで、にもかかわらず撮る写真すべてがことごとくヘボいとすれば、これはもう完全に扱う人間の側の問題でしょう。

こんなぼくがいちばん困るのは旅先で写真を撮って下さいとどなたかに頼まれるときです。一応快諾してシャッターは切りますが、結果はカメラに聞いてくれという感じで慎んでカメラをお返しした後、そそくさと退散します。まあ、特に設定とかは弄らずにボタンを押しているだけなので、先方が仰天するようなものは映ってはいないと思うのですが。

その点、子どもを被写体に撮るのはいいですね。親御さんに見せるためにたまに遊んでいるところを写真に撮ったりしますが、子どもはこちらの技倆や写真の映り具合にケチをつけたりしませんから。

とはいえ、いつまでも写真が下手くそなままでも口惜しいので、少し練習しよう! と、ガンダムが背中のビームサーベルを抜いた瞬間みたいな中秋の名月の写真を見ながら心に誓った清野でした。

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