野菜選び 

2017, 05. 20 (Sat) 00:30

たまにスーパーで野菜を買うとき、傷んでいるものを買ってしまうときがあります。というよりそういう経験が大半で、その売り場で売っているものの中で、もっとも鮮度が悪く、もっとも状態の良くないものを必ず手にとって籠に入れる自信があります。本人はそれなりに選んでいるつもりなんですけれど。以前はよくそれで家の者によく怒られたりもしましたが、今もときどき同じ事をやるということは現在もその傾向はほとんど変わっていないようです。

なぜ傷んでいる商品に手を伸ばすかと言えば、単純にぼくに「目がないから」でしょう。つまりそれがいいものか悪いものなのか、選別し判定する眼識が備わっていないからです。お母さんに初めてお使いを頼まれた子どもならまだしも、いい年した大人がそうだというのは情けない話ですが、でも自分なりに何十年も意識してわからないものはもうしょうがないですよね。だって右手に持っている奴と左手に持っている奴のどっちがいいものなのか、ぼくにはさっぱりわからないんですもの。しまいにはだんだんむかっ腹が立ってきて、こんなもん腹に入れちまえば同じだろ、とか思ったりして。

同じようなことは冷蔵庫を開けてもよくあります。物が探せない。見つからない。どこにあるかわからない。中に入っているものの色や形すべてが一緒くたに視界に飛び込んでくる感じで、その中から自分の探している物を見つけ出すことなど永久に不可能な感じがしてしまいます。そんなときは「バター、バター、バター……」と今自分が探している物の名称を口の中で小さく唱えつつ、脳の中で懸命に記憶の中にあるその形象を具体的に思い描きながらゆっくりと視線を動かしていくのですが、見つかることはまずまれです。

どうもぼくの中にはもの凄く几帳面な部分と、もの凄くぼんやりした部分が両方あるようなのですが、ときどきダメな部分が頭をもたげるときがあり、そんなときは困ってしまいます。だいたいは書いているときで、「とりつくろい」を止めてほとんど人間活動を停止しているときなわけですが、人間として大人としてそれもどうかと思うので、もう少ししゃんとしたいと思う今日この頃です。


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