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2017年 

2017, 12. 31 (Sun) 23:30


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少し気が早いですが


今年一年、どうもありがとうございました。

本当に早いもので、2017年も今日で最後となりました。いつもこんなささやかなブログを観ていただいてありがとうございます。ぼくの日常が綴ってあるほかは(それも、ほとんど毎日変わらない日常)本当に変化の乏しい、日々の雑感をしたためたものではありますが、それでもこうして続けてこられたのはひとえに皆様のおかげです。あらためてお礼申し上げます。

個人的なことを申しあげると、今年は年間通して執筆に励んだ年となりました。具体的な日付で言いますと、三月の終わりぐらいに構想をまとめ、以降はずっとひとつの作品に取り組んでおりましたので、九ヶ月から一年をほぼまるまる執筆期間にあてたことになります。これはぼくの物書きとしてのキャリアの中でも、比較的長い執筆期間です。むろん執筆期間の長さは決して作品のクオリティを担保するものではありませんし、長く時間を費やせば良い物が書けるというわけでもありません。ですがこの2017年は、ぼくにとってたいへん充実した一年であると同時に、心から楽しかったと思える一年でもありました。

その「楽しさ」はもちろん日々机にむかうことから生まれているわけですが、この手の幸福を味わったのはおそらくかなり前―――『時載りリンネ』の第一巻を書いていた時以来、つまり、ぼくがプロデビューする以前にまで遡るかと思います。

思いを綴ること、記憶を掘り起こすこと、それらをふまえながら白い原稿用紙の上に(比喩です)己の文体で物語を作り上げていくこと……。好きでなければ続かないし、誰に頼まれたわけでもないこの作業を毎晩している間、ぼくは何度となく躓き、苦しみ、もだえ、うんうん唸りながら七転八倒を繰り返しましたが、でもそれすらも、純粋にひとつの物語を語っていく楽しみの前では瑕瑾にすらなりませんでした。

「作家は処女作にそのすべてが現れる」などと言うように、そうした刻印は、本来物書きがその第一歩を踏み示す第一作にしか印せぬものですが(その意味で言えば、確かに『リンネ』一巻にはぼくのすべてが詰まっています)、作家として生き始めて十年になろうかというこの時期に、再び処女作を書く時のような情熱を持って今作に取り組むことが出来たことは、ぼくにとってもひとつのおどろきであり、発見でもありました。書き終えた直後の今の段階ではまだなにも申しあげられませんが、個人的な実感で言うならば、今作は間違いなく『ささやきのクローゼット』を超えて、ぼくの個人的なベストになるかと思います。作品のタイトルや具体的な内容については、もう少ししたらまとまったお知らせできるかと思いますので、今しばらくお待ちいただきたく存じます。

ここ数年は、ぼく自身、こうして物書き活動をさせていただく中で一つの踊り場に出たと申しますか、視界の開けた広々とした場所に佇み「さて、これからどの方角へむかって歩いて行こう」と己の行程を顧み、創作について考える機会となりました。そんな中、思いっきりリミッターを外して、ひとつの解答として自分自身のすべてを注ぎ込んだ作品を書き上げることが出来たことをとてもうれしく思っています。繰り返しになりますが、2017年のぼくのひとつの成果として、この作品を皆様に読んでいただけたら……と願っています。

そうそう。この場を借りて、もうひとつお礼を申しあげます。いつもファンレターを送っていただき、本当にありがとうございます。ファンレターはスニーカー編集部さん経由でぼくの元に届けていただくのですが、送られてくる都度、いつもうれしく拝読させていただいております。

あたたかく、心のこもったファンレターを読むたびに「もっとがんばらなきゃな」という思いにさせられます。お手紙を読むと、だいたい小学生ぐらいの頃に『リンネ』を読んで(早熟ですね)、現在は大学生や社会人になられている方が多いようで、時を経ても今もなおこの作品世界やキャラクターたちに深い愛情を注いでいただけることを作者として本当にうれしく思います。筆の遅いぼくですが、皆さんからの励ましを糧にもっともっと努力したいと思います。(ただ、ほとんどのすべてのお手紙の締めが「リンネの続きを楽しみにしています。」という言葉が記されているのが結構プレッシャー……)本当に、こんなに愛してくれてリンネや久高は幸せ者です。ルウや遊佐、G、ねはんも。彼らがぼくの中から消えることはありません。あの子たちのげんきとわくわくパワーに負けないように、ぼくもがんばります!

このブログについても少し書かせていただきます。このブログは一応毎日更新しておりますが、執筆に追われている時などは十分に書くことに時間を取ることができず、数行書くのがやっと、ということもたびたびでした。

自分としては別に読者の皆様を楽しませるようなことを書くことも出来ないし、もう止めようか……と思ったことも何度かありましたが、せっかく皆様とこうして直接ふれあい、また思いを発信できる場でもありますので、今後も続けていきたいと思います。内容は相変わらずかと思いますが、日々の雑感や食べ物のこと(けっこう多い)、映画の感想など、そして新作情報なども随時更新してまいりますので、今後ともよろしくお願い致します!

過ぎてみればあっという間だった2017年ではありますが、皆様のおかげで大変充実した、楽しい一年でした。来年もまた宜しくお願いします。どうぞよいお年を。

2017年12月31日 清野静


年の瀬 

2017, 12. 30 (Sat) 23:00


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早いもので今年ももう終わりですね。気がつけば年の瀬のまっただ中という感じで、今さらながらに残り少なくなったカレンダーを見て驚いている次第です。今朝も薬局に行く途中、ふと横を見ると車道に車がほとんど走っていないことに気がつき、「年末だなあ」としみじみと実感しました。でも、しんと静まり返った街も気持ちいいものですね。なんとなく子どもの頃の年の瀬の雰囲気を思い出します。あの頃は31日から年が明けての3日くらいまでは空気が掃き清められたような感じで、たまに外へ出てもどこも閑散としており、久しぶりに友達と会うと妙に新鮮だったりして・・・。

最近、年始はお休みをするお店が少しずつ増えているという報道を見ましたが、案外それもいいのかもしれませんね。お正月をゆったりとすごしていた頃は、世間的にももう少しゆるやかな空気が漂っていたように思います。ぼくは実家が田舎だったので、年末のこの時期にばあちゃんちに帰省するのは決まりのようなものでした。「よくきたねえ」とばあちゃんに迎えられ、どこか埃臭い二階の和室に荷を下ろしたあと、神棚を掃除し、そこに捧げる御神酒を用意したり、年越し蕎麦に載っける海老を買いに行ったりすることは、面倒に思いつつもその毎年繰り返される儀式自体を心のどこかで楽しんでいたように思います。明けて新年、早朝に初詣へ行ったあと、冬ミカンを食べながら天皇杯の決勝を見るまでも含めて。

時は流れ、ばあちゃんは亡くなり、その田舎も失われて久しいですが、この年の瀬は往事を思い出してぼくも少しゆっくりしたいと思います。(もっともその前にちらかった部屋の大掃除をしなくてはなりませんが)
皆さんもよいお年をお過ごし下さい。

筋肉痛 

2017, 12. 29 (Fri) 22:30

少し前にトレッドミルを買いました。ジムなどによく置いてある、屋内でウォーキングやランニングをするための機械です。以前から気にはなっていたのですが、やはりこちらでは雪が積もってしまうと一切ジョギングの類いが出来なくなってしまうので(それでも執念深く散歩だけは続けていますが)、せめて冬期の間だけでもと思い、導入しました。すごく重くて設置に苦労しましたが、とりあえず空いている部屋に据えてみました。やはり走るのは気持ちいいですね。息が上がることすら懐かしい感じです。もっとも少しやりすぎたのか、最近ふくらはぎに痛みが……。長いこと走れなかった憂さを晴らしていたら、思いの外身体にダメージが来てしまったようです。ううん。少し控えめにしないと。

でも走れるのはやはり嬉しいですね。とりあえず心肺をゆっくりもどしつつ、少しずつ続けるつもりです。

ホットケーキ 

2017, 12. 28 (Thu) 23:30


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最近ホットケーキをよく作ります。
ホットケーキなんて長いこと食べていなかったですが、すごくおいしいですね。新鮮な卵と牛乳にホットケーキの粉さえあれば簡単に作れるので不器用な男でも気軽に挑戦できます。実際、ホットプレートの上でふわっと焼き上がったホットケーキにハチミツやバター、アイスクリームなんかを載っけて食べると良い感じで、妙に贅沢をしているような気分になります。(我ながら安上がりだなあ)

子どもたちになにか料理をさせたいと思い、包丁を持たせたり野菜を洗わせたりいろいろしますが、その点ホットケーキというのは初めてのチャレンジとしてはちょうどいいんですよね。失敗というものがあんまりないし、技倆も必要としませんし。実際、子どもたちもよろこびますしね。ただ強者どもの夢の跡、といった感じで後片づけがえらく大変ですが……。

童話や絵本の題材でもホットケーキはよく登場する印象です。たぶん、丸くて(幼児はまるが大好き)、ふわふわしていて、おいしいからでしょうね。絵本流れでお母さんにねだってホットケーキを作ってもらう・・・なんてことはよくありそうです。ぼくも過去に心当たりがあったりしますし。

おいしい丸いホットケーキ。これからもときどきお世話になりそうです。


昔の記憶 

2017, 12. 27 (Wed) 23:30


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凄く寒い一日でした。あまりに気温が下がると、部屋の中であったかくしていてもなんとなくわかりますね。暖房機の燃焼具合がいつもより激しいというか。うちはセントラルと普通のファンヒーターの併用ですが、それでも外気の冷たさが容易に想像できる感じで、彼らが一生懸命働いている様子がわかります。先刻ちょっとだけ外へ出てみたのですが、誇張でもなんでもなく、骨まで凍る冷たさでした。

子どもの頃、田舎のばあちゃんちに行くと円筒型の昔風のストーブで(小窓が開いていて中の炎が見える奴)、その上に置かれたやかんがしゅうしゅうと白い蒸気を上げていたことを思い出します。たぶん部屋の温度で言うとその頃の方が寒かったはずですが、不思議とその頃は今よりも室温の温かさを感じていたような気がします。記憶っていいですね。






完成! 

2017, 12. 26 (Tue) 23:30


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初稿上がり。ただちに加筆修正に入ります。とりあえずちょっとほっとしたけど、まだまだ上り坂は続きそうです。ここで安心しちゃうとまた気持ちを持ち上げるのに大変なので、気を緩めずにがんばります!(と、言いつつもちょっぴり安堵している自分がいる・・・)

自分へのご褒美としてシュークリームを一個食べます。


クリスマスの後 

2017, 12. 25 (Mon) 23:30


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クリスマスも無事終わり、家を飾っていたイルミネーションを片付けました。サンタさんやトナカイの他、部屋の中のクリスマスツリーもしまいました。飾っていたのは実質三週間くらいと考えると、やはり短く感じますね。これを出してくるといよいよクリスマスという雰囲気がしますし、片付ける頃にはもう師走です。そろそろ注連縄や門松を用意しておかないと……。うーん。早いなあ。

外は朝は妙に暖かく、午後になってから吹雪いてくるという妙な天気でした。雪解けが凍ると歩きづらいですね。せっかく家にいるのですから、もっと作業が進むようにがんばらないと。


クリスマスイヴ 

2017, 12. 24 (Sun) 23:30


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クリスマスです。今年もやっぱり子どもたちと一緒でした。毎年この時期は必ずクリスマス会をやるわけですが、だいたいが20日近辺で、今年のようにぴったり「日曜日がイブ」という年はなかなかなかったので少し変な感じがしますが。子どもたちにとってはクリスマスはやはりテンションが上がる日のようで、みんな凄く元気でした。歌を歌ったりプレゼント交換をしたりと、ぼくも参加して楽しいひとときをすごしましたが、わくわくしている子どもたちを見ると、自分が小さかった頃を思い出しますね。おもちゃ屋さんやデパートに行くたびにわくわくして7階の子ども売り場(なぜか子どものおもちゃ関連は決まってデパートの7階にある)に駆け出していき、飽きもせずに眺めていたことを懐かしく思い起こします。

今の子は裕福というか、一人っ子のお子さんが増えたので、そのぶんプレゼントをいろんな人から多く与えられる(おじいちゃんおばあちゃんもいますし)傾向があるように思いますが、でも姉妹や兄弟がいるとこういう特別なイベントの時は余計に楽しいですよね。楽しみが倍増するというか。きっと家に帰ってからも、家族でのクリスマスパーティーが待っているのでしょう。ぼくも終わってほっとしたので、今はネット見ながらだらだらとコーヒーを飲んでいる状態です。この後はまったり『きんいろモザイク』でも見ようかな。

みなさんも素敵なイブ(?)をお過ごし下さい。


『兵隊やくざ』 

2017, 12. 23 (Sat) 22:30


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『兵隊やくざ』シリーズを見ています。言わずと知れた大映の勝新太郎・田村高廣さんを主役とした一大活劇です。改めて見なおすと滅茶苦茶面白いですね。第二次世界大戦の満州を舞台とした所謂軍隊ものですが、到底そんな枠には収まらないすごい作品です。名家出身のインテリ、有田上等兵と、元やくざで人一倍喧嘩っ早いが根は純良な大宮一等兵が奇妙な友情を結び、満州の部隊を転々としていくというその連作仕立てのストーリーは(全9作)、それ自体が日本軍の戦局の推移と寄り添いながら、この二人の冒険と愛(?)の物語を見事に描ききっています。

若い頃はこの作品の第一作が増村保造監督だと言うことで、いわば「教養」としてそれこそ『華岡青洲の妻』なんかと同列に、かしこまって見た記憶がありますが、勝新作品として改めてじっくり見ると、そんなことどうでもいいと思うくらい本当にわくわくするお話ですね。理不尽な上官を陽気にぶん殴る勝新太郎のそのアウトローな魅力は、どこかずんぐりとした丸っこい彼の体躯と相まって、閉塞した軍隊組織のしがらみを吹き飛ばし、見ている我々の気持ちを心の底からすかっとさせてくれます。当時の人はこれを見て快哉を叫んだのでしょうね。いやー、本当に癒やされます。このところ、いくぶんへこたれ気味だったので。

岡本喜八監督の『独立愚連隊』などもそうですが、この時代の物を観直すると本当に面白いですね。なぜもっと昔、ちゃんと心を開いて見ることができなかったのか・・・と思うと忸怩たる思いがありますが(いろいろ事情があったんです)、今こうして楽しめるようになったのですからラッキーだと思うことにします。というわけで『兵隊やくざ』、是非ご覧になってみてください。


利便性の狭間で 

2017, 12. 22 (Fri) 23:30


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ぼくは音楽を聴く時は、現状、CDをリッピングしたFLAC音源をDACとネットワーク経由で聴くことが大半なのですが(CDを回して直に聴くのは2割くらい)、最近、アルバムの中の同じ曲が重複して保存され、再生する時も続けて聴かなければならない症状が出ており困っています。(ハードディスク内のフォルダを確認するとちゃんと一つになっている)どうもリッピングソフトの最初の段階で不具合があったらしく、アルバムアートも変ですし……。一度パソコンを初期化して、リッピングソフトとプレイヤーソフトを一からインストールしなおせばいいのでしょうが、その手間を考えると何となく億劫な気持ちになってしまいます。でもいつかはしなければならないのでしょうし……ううむ。悩ましいですね。

プレイヤーソフトで言うと、JPLAYも随分高音質なようで、早く導入したいなあと思いつつ、いまだ手を出しかねている状態です。どうせなら最新のパソコンを買ってから、なんて欲が出てしまうんですよね。この分野は発展がめざましく、楽しい反面、ついていくのが大変です。でもちょっとでもいい音で聴きたい!と思うのも人情ですし、このへんはみなさん利便性と音の追求の狭間で葛藤するところですね。

とりあえず、書く方が落ち着いたらリッピング作業を一からやり直すことにします。今度こそタグ付けとジャンル分けはしっかりやろう(何度目だよ)・・・と思いつつ、鈴木勲さんをまっとりと鳴らす深夜です。


サンタの帽子 

2017, 12. 21 (Thu) 22:30

だんだん年の瀬が迫ってきますね。ということは、クリスマスもまた迫ってきているわけですが、先日お買い物に行くと、レジの店員さんが全員サンタの帽子を被っていました。思わず二度見してしまいましたが……ううむ。これは本人達は納得しているのでしょうか。でも、頭はあったかいかもしれないですね。確かに華やいだような雰囲気にはなっていましたし。

クリスマスは今年も地味に過ごすことはもう決定していますが、せめて外出した時くらいは賑々しい気分を味わいたいものです。



久しぶりにお鍋 

2017, 12. 20 (Wed) 23:30

初めてチゲ鍋を作ってみました。スープの素のようなものが売っていたので、試しに作ってみたのですがおいしいですね。身体が温まります。お豆腐とお野菜を適当に切って入れるだけでいいので簡単です。キムチ鍋とどう違うのか・・・と言われると困ってしまいますが、スープに魚介類のダシがきいていたので、風味が良い感じでしたね。今度はふぐ鍋に挑戦してみようかな。冬場は地味にチャレンジの季節でもあるようです。たまにスーパーに行くといろいろ発見があって面白いです。(夜中だけど)


祭りの後 

2017, 12. 19 (Tue) 22:30

楽しい時間の後は現実が待っており、またひいひい言いながら机にむかっております。早く初稿を終わらせて改稿作業に入りたい・・・。年の瀬が次第に迫ってくるのを自覚しつつ(今さらですが)、作業を急ぐ今日この頃です。また明日がんばります。

『スターウォーズ 最後のジェダイ』 

2017, 12. 18 (Mon) 23:30


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今日、朝一で『スターウォーズ 最後のジェダイ』を観てきました。監督は前作『スターウォーズ フォースの覚醒』のJ・J・エイブラムスに代わって 『LOOPER/ルーパー』などを手がけたライアン・ジョンソン。主演はマーク・ハミル、キャリー・フィッシャーら錚々たるレジェンド共にデイジー・リドリー。アダム・ドライバー、ジョン・ボイエガも前作に続いて登場します。言わずと知れたSF超大作ですね。

スターウォーズについては小学生の頃に観て影響を受けたと言うこともあって、(同世代の熱い方たちと同じように)ぼくも一方ならぬ想いを持っています。残念ながら公開初日には間に合いませんでしたが、幸いほぼ事前に内容を知ることなく、まっさらな状態で観ることができました。さすがに上映前はドキドキし、意味もなく緊張しましたね。でもそれもオープニングのファンファーレが鳴るまでで、あとはずっと楽しんで観ることができました。以下、簡単に感想を述べさせていただきます。
(注・ネタバレがある可能性がありますのでお気をつけ下さい)

ぼくはどんなジャンルであれ、作品の悪口を言うのが嫌いで、常々作品の良い部分に目を向けたいと思っている人間ですから、この『スターウォーズ 最後のジェダイ』についても良質な部分、優れた部分に目を向けたいと思います。その意味で言えば、今作は新サーガの幕開けを高らかに告げた前作の流れと勢いをそのまま引き継いだダイナミックな続編と言えるのではないでしょうか。実際映像の美しさは圧倒されるばかりで、特に冒頭の宇宙での戦艦との戦闘シーンは視聴者を強力にグリップして離さない魅力に溢れています。いや、本当に凄かったです。(ポー・ダメロン中佐がむちゃくちゃ格好いい)

他にはカイロ・レンを演じるアダム・ドライバーさんが凄く光っていました。今年スコセッシ監督の『沈黙』を観まして度肝を抜かれたというか、本当に久しぶりに震えるような感動を受けたのですが、日本にキリスト教の布教に来、受難と棄教の誘惑に耐える主人公のロドリゴ神父の同僚のフランシス・ガルペ神父を演じていたのが、まさにこの役者さんでした。前作の最後で衝撃的な決断をくだした彼でしたが、その流れの中で悪役としての深みと円熟味を増し、作品全体を支えるに足る『悪』としての迫力と存在感を画面一杯に横溢させ、ダースベイダーとはまたひと味違った風格を手に入れていたように思います。レイとの共闘も感涙ものでしたし。

あとキャリー・フィッシャーも素晴らしかったですね。惜しくも先年亡くなり、今作は遺作という形になりますが、将軍役のお姫様をごくナチュラルに、自然体で演じていました。演技に変な力が入っていないので、こっちも武装解除して観られるんですよね。お年を召されたぶん、その辺の柔らかな表情が一層滋味豊かになっているような気がします。

反対に少し残念だったのはやはりルーク・スカイウォーカーの下りでしょうか。や、マーク・ハミルは素晴らしいんです。でもやっぱり、今作の脚本におけるルークの扱いには文句を言いたくなります。ていうか、あんなに一生懸命側にくっついてきて、かまってもらいたがってもじもじしているレイちゃんの頭の一つも撫でてやれよ!と。あの年頃の女の子の放擲ぶりはちょっと可哀想ですね。観てるこちら側からすると、やはりルークとオビ・ワン、ルークとヨーダのような生涯(死後も)の絆を結ぶような真っ当な師弟関係をレイとルークとの間に見たかった、というのが正直な実感です。二人の感情の交換がないと観ている者に感情移入が生まれにくいですよね。

ラストのバトルもそれなりに燃え上がるものはあるものの、やはり「ルーク無双」が見たかったなあ。だってルーク・スカイウォーカーですよ? AT-ATの50体や100体小指一本でぶっ飛ばして、ファーストオーダーを全員土下座させるくらいのことはやれるはずっ。(お話が終わっちゃいますが)レイア姫周りの演出が充実していたぶん、ルークの描写がやや淡泊・希薄に感じられ、その点は少し残念でしたね。

その他にもレジスタンスの目的や行動がことごとく当初の企図を外れてしまい、エモーショナルなカタルシスが絶えず迂回させられる点や、前作ではあれほど輝いていたレイ、フィン、ポーの会話や掛け合い、関係性が薄まってしまっていることなどいくつかの瑕疵・・・というか一視聴者として残念な点はありますが、それでも三時間弱という時間の間、映画館の暗がりの中で遙か遠い銀河の物語を満喫できたというその感動を否定するつもりはまったくありません。その意味では本当に素晴らしい作品でしたし、ラストを飾るエピソード9、これを一刻も早く観たい! という想いにさせられました。

今回、あらためて『スターウォーズ』を観直して思うのは、『ガンダム』もそうですが、やはり『スターウォーズ』はある種の祝祭だということです。そこには単体の作品を越えた地場や重力のようなものがあり、それらがぼくらの関心を引きつけて止まない。この歳になれば、それが必ずしも幸せに繋がるとは限らないことは十分知ってはいますが、でもそうした作品に出会える僥倖はそんなに多くはありませんし、そうした映画をわくわくしながら観られる機会を持てたこと・・・今はこの喜びを寿ぎたいと思います。

『スターウォーズ 最後のジェダイ』、ぜひご覧になってみてください。


見に行きたい 

2017, 12. 17 (Sun) 23:30

今日も終日執筆でした。夜にお好み焼きを焼いて食べたくらい。さすがに部屋からずっと動かないでいると、書くことがありませんね。『スターウォーズ 最後のジェダイ』が遂に公開されました。見に行きたいなあ。なんとか見に行けるよう、ペースを速めてがんばります。



大敗 

2017, 12. 16 (Sat) 22:30

今日の日本代表戦、韓国に敗れてしまいました。1-4は久しぶりの大敗ですね。むろん国内組が中心で、これがベストメンバーではないというエクスキューズはつきますが、それなしでもかなり内容に不安を憶えたのは事実です。日本さサッカーの良い部分・伝統的に得意としていた部分が消え失せ、ただ無策で戦っていた印象です。いや、サッカーって監督一人でここまで変わるものなんですね。本番まであと半年。やはり4年に一度のワールドカップですし、できるものならわくわく感と希望を持って観戦に臨みたいものですが・・・選手と監督には是非がんばってもらいたいものです。


結末 

2017, 12. 15 (Fri) 22:30


物語の「結末」をどうするか、というのはいつも難しい問題です。シリーズものというか、予めお話の続きがあるとわかっている作品でしたら、きりのいいところや読後感の良いところで筆を置く、ということが可能ですが(というかページ数という厳密な制約がありますし)、これが書き下ろし作品―――最初から最後まで設計図を引いて、「ここまで書いたら完成」と自分で定めた作品の場合、いざそこに辿り着いてみると果たして此処でいいのか、もう書き残したことはないのかと、己の中をさらい、クライマーが高みからこれまでの行程を振り返るような心持ちにさせられます。やはり少しでもいい作品にしたいですから。あとは、未練と愛情ですね。まがりなりにも一年近くつきあってきた世界・登場人物たちと別れなければならないタイミングが訪れた時、つい彼らと別れがたい気持ちが生じます。(やはり感情移入しますしね)ですがここはあくまで作品の完成度のみを主眼にいれ、それ以外は些事としてきっぱり決別しなければなりません。

・・・などと書いておきながらかれこれもう二週間近く「おしまい」部分を書いているわけですが、言うはやすし、行うは難し、というのは本当のようです。塹壕掘っての一進一退が続いています。でも本当にあと少しなので、気合いを入れて頑張ります。

ナロータイ 

2017, 12. 14 (Thu) 23:30

先日、久しぶりにネクタイを締める機会がありました。ぼくはどちらかと言うと剣先の細いナロータイが好きで、以前はよく集めていたのですが、最近はクローゼットにぶら下がっているのを適当に引っ張り出すだけになっています。結び方もプレーンノットかダブルノットでこだわりも特にありません。そんなわけでスーツ自体も久しぶりだったのですが、子どもたちの目にはよほど新鮮に映ったのでしょう。「だれだこいつ」みたいな顔をしていました。まあ、すぐに馴染むんですけどね。でもやっぱり、これを半日し続けるのは辛いなあ・・・と改めて思った次第です。肩が凝りそうですし、ちっちゃい子のおんぶしたり、トイレの世話とかするならもっとふさわしい服がありますものね。まあ、きちんとした勤め人(?)でなくて幸い・・・と思った一日でした。



氷はつるつる 

2017, 12. 13 (Wed) 22:30

今日、外へ出てみると道路がつるつる・・・。歩こうとすると最初の一歩でひっくり返ってしまいそうなくらいの、ぴかぴかの氷が張っていました。ここ数日暖かく、雪が溶けてきたところで一気に冷えこんだせいで水の状態で凍り付いてしまったようです。コンビニに行くのにも決死の覚悟でしたが、こんな時、困る大人の横で喜ぶのが子どもです。「スケートリンクみたいっ」と助走で勢いをつけねるや長靴の底でついーっと滑ります。いったいどれだけ慣性の法則で長く滑っていられるかというのを競うように、どの子もすいすいくるくる。(羽生選手とまではいきませんが)いやはや不思議な遊びを開発するものだ・・・と、眺めたところでふと考えてみたらぼくも子どもの頃似たようなことをやっていました。

先日は霜柱で地面の土が2センチくらい浮きあがっているのをばりばり踏みつぶしたり、水たまりに張っている氷をパリンと割ってみたり・・・。童心に返ると、世界は驚きと楽しさに満ちていますね。まあ、おっさんが一人そんな事をしていると怪しさ満点なわけですが。

まあ、また数日後には大雪が降り、すべては雪の下に埋もれてしまうのでしょうが、からっとした冬日に体験した日常の一コマでした。


干し柿 

2017, 12. 12 (Tue) 21:30


先日、干し柿を食べました。おいしいですね。これまた例によって子どもの頃には食べられなかった食べ物のひとつですが、今食べるとしみじみ良い味だなあ、と思ってしまうのですから人間の味覚というのは不思議なものです。こちらではあまり食べる習慣がないのですが、でも口に入れると何とも懐かしい味が広がりますね。昔の人はこういうものを寒い時期に食べたのでしょうね。そんなことを思うと、窓の外の雪景色すらも風情のあるものに見えてくるから不思議です。明日からまた冷えるそうですので、風邪を引かないようにしたいと思います。

強敵 

2017, 12. 11 (Mon) 21:30

先日、久しぶりに小さい子(4歳くらい)を長時間相手にしました。やっぱり疲れますね。小学二、三年生ともなると、コミュニケーション能力はほぼ大人と変わりませんし、言葉を駆使していかようにも会話を成立させることができます。しかし4歳くらいですとまだ心の無意識の部分が勝っている部分が圧倒的に多く、時にその行動はこちらの予想を遙かに超えます。まー、一言で言うと「手が掛かる」ということですが、それだけにこちらも初心に返らされるところがありますね。「お前の実力はどの程度なんだよ?」という。

ある種、全人格同士の対決ですから勝ち負けははっきりとつきます。大人の権威? など通用する相手ではありませんから、面白くない奴・魅力のない奴は簡単にそっぽをむかれます。まあそこに幼児の面白さがあるわけですが、こういう機会があると―――いつも思うことですが―――保育士さんやお若いお母さんを尊敬しますね。あのバイタリティに毎日つきあうわけですから。

とりあえずくたくたになりましたが、でも久しぶりに楽しかったですね。雪遊びもしましたし、子どもたちに元気をもらったような気がします。また明日からがんばります。


ホーム以外の地 

2017, 12. 10 (Sun) 18:30


クラブワールドカップ、浦和レッズは残念ながら敗れてしまいました。やはり自国開催とそうではない中立地での戦いは相手の強度に雲泥の差がありますね。ワールドカップもそうですが、自国を遠く離れた地で示す力こそ本当の実力なのでしょう。もちろん浦和レッズはアウェーの地で何度となく結果を出してきたからこそACLのタイトルを勝ち取ったわけで、その意味で必ず近いうちに捲土重来を果たす日がくると思います。それにしても北朝鮮戦もそうですが、凡戦と言われるような試合こそ、たった一つのゴールが燦然と輝きますね。見ている方は疲れますが。

引き続き 

2017, 12. 09 (Sat) 18:30

今日も終日執筆。カレー食べて少し元気になりました。クラシックを聴く時だけがリラックスするひとときです。また明日頑張ります。

一日の終わり 

2017, 12. 08 (Fri) 23:30


今日は朝からずっと書いてました。気がつくとこの時間……。へろへろになってテレビをつけると黒マントのダースベイダーが戦っていました。『スターウォーズ』をやっていたんですね。とりあえず放心状態で見ています。また明日がんばります・・・。

札幌駅で・・・ 

2017, 12. 07 (Thu) 18:30

所用があって札幌駅に行ったついでに恒例の(?)立ち食い蕎麦を食べてきました。やっぱり冬に吹きさらしのホームで食べる温かいお蕎麦は風情がありますね。ただ心なしか、値上がりしているような印象があるのは気のせいでしょうか。以前と同じ値段かなあ。でも味の方は記憶しているままで、すごく美味しかったです。大通公園まで足を伸ばすとミュンヘン・クリスマス市がやっていましたね。ぼくが行ったのは昼間でしたが、夜になるときっと綺麗なイルミネーションがつくんでしょうね。今年も機会を見て行きたいですね。(飲めないくせにまたワインを飲みたい)

あと少し 

2017, 12. 06 (Wed) 19:30

はやくも十二月です。あと少し、と実感したのが確か十月の初めですから、それからはや二ヶ月が経過したことになります。当人としては毎日愚直に机にむかっているつもりですが、なかなか終わらないものですね。確かにもう結末ははっきり見えてきましたし、それにむけて一歩一歩近づいている実感はあるのですが、こればかりはひたすら息を詰めて進んでいくしかないようです。よく山登りの行程などで最後まで気を抜くなというようなことが言われますが、たぶんそれは人がなにかを成し遂げようとする場合すべてに当てはまるものなのでしょう。でも、今年中には絶対完成させます。とりあえず今は、足元をしっかり見据えてがんばります。(まあ、ぼくらしく、あまり気負わない程度に)

真夜中の空気 

2017, 12. 05 (Tue) 21:30

加湿器を部屋に設置しました。最近冷え込むせいか暖房を使い機会が多くなり、気がつくと空気が乾燥してからからになっていたからです。やっぱり風邪の引き始めって喉の変調が第一のサインって感じがしますよね。使うようになって心なしか唇に潤いが出たような・・・。(気のせいかな)不思議なもので冬になってからの方が頻繁に窓を開け、空気の入れ換えをしています。部屋は暖められていてもやはりなんとなく新鮮な空気が吸いたくなっているのかもしれません。机にむかっている真夜中に窓を全開にし、どっと流れ込む冷気に頭を突っ込むとき、笑いたくなるくらい意識が覚醒するのを感じます。


ラーメン 

2017, 12. 04 (Mon) 21:30


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先日、もの凄く寒い日にラーメンを食べる機会がありました。ラーメンは若い頃ほど頻繁に食べなくなっているのですが、ああいう時に食べるラーメンは本当においしいですね。立っているだけでも背中に震えがこみ上げてくるような氷点下の寒空の下から一転、お店に入り、白い湯気の上がる熱々の麺をすするだけで文字通り生き返った気がしました。

日本の各地同様、札幌もまたラーメン処として有名ですが、そもそもの発展の経緯が、こうした寒い気候に適した気軽に食べられる温かい食べ物、ということで急速に広まっていった・・・と聞いたことがあります。最近は観光客の間でもおなじみになったせいか、たまにお店に入るとカラフルなダウンジャケットを着た旅行客らしき方の姿を見ることもめずらしいことではなくなりました。ラーメンに限りませんが、長く地元にいるとおいしいお店があるのが当たり前になり、妙にぞんざいになってそうしたお店に長く行かなくなることがありますが、よく考えたらもったいないですよね。時期的にちょうどいい季節になってきたことですし、今度ラーメンの食べ歩きでもしてみたいなあ。

落とし物 

2017, 12. 03 (Sun) 19:30


久しぶりに子どもたちと外で遊んだ時、うっかりどこかに手袋を落としてしまいました。(左右ともに)日頃、子どもたちにむかって「忘れ物するんじゃない」とか説教しているのに、当の自分が落とし物をしてしまうとは・・・。ですがこれには訳があって、子どもたちが自分たちの脱いだ帽子や手袋をどんどんぼくに預けるからで、その預かり物でポケットが一杯になってしまい、うっかり自分の手袋をなくしてしまったというわけです。彼らが自分で持てばいいのですが、子どもって暑がりで、遊んでいるうちに身体が火照ってきてすぐに薄着になりたがるんですよね。あのパワーの源はなんでしょう。

やむなく公園から来た道を引き返して地面を辿っていくと・・・ありました! 手袋がそれぞれ片方ずつ、まるで忍者の道しるべみたいに地面の上に落ちています。なんとも間抜けな光景に赤面しつつ、そういや小学生くらいの時はよく忘れ物したなあ、と往事の自分を思い出しました。毎日のように忘れ物をして学校の先生や母親に叱られていたあの頃を思えば、とても子どもたちにでかい顔などできませんが、説教の時だけはたとえ演技でも大人の振りをしなくてはいけませんからね。そこは心密かに反省して、次遊ぶ時は落とし物に気をつけたいと思います。


組み合わせ 

2017, 12. 02 (Sat) 20:30


ワールドカップの組み合わせが決まりました。ぼくも抽選結果が気になり、つい夜中に起き出して中継を見てしまいました。結果は出てみなければわかりませんので現時点ではなにも言えませんが、とにかく選手達にはがんばってほしいです。にしてもこの時期にさしかかると、ようやく大会が現実味を帯びてきますね。ぼくが記憶にある最初のワールドカップはおそらく90年、94年あたりですが、バッジョ見たさに眠い目をこすりながらテレビに齧り付いていた当時を思うと日本代表が当たり前のように本大会に勝ち進んでいる姿を見られる現在はまるで夢のようです。(イタリア代表が敗退し、出場を逃している姿も)これ以上望むのは贅沢のような気すらしますが、選手達は当然もっと野心を持っているのでしょうね。前大会の悔しさも込めて、ぼくもしっかり応援したいと思います。