FC2ブログ

イニエスタ降臨 

2018, 08. 11 (Sat) 23:30

ヴィッセル神戸に移籍したイニエスタ選手がJリーグ初ゴールを決めました。ぼくもリアルタイムで観ていましたが、すごいゴールでしたね。技術の集積というか、流れるようにマーカーとキーパーを剥がす一連のプレーがまるで流れるようでした。キーパーだってそんじょそこらの選手ではなく、カミンスキー選手なのですから凄いものです。ああいうプレーを子供たちが真似をして、いつかプロになってくれたら嬉しいな、と思えるような美しいゴールでした。Jリーグも戦国時代に突入した、そんな気がします。

森保日本代表新監督 

2018, 07. 26 (Thu) 22:25


日本代表の新監督として森保監督が就任しました。五輪代表監督も兼任という、トルシエ監督以来の2つのカテゴリーを同時に率いる監督と言うことになります。ロシアワールドカップで日本代表をベスト16まで導いた西野監督に続いて日本人監督の就任ですね。率直に言って、ぼくはあまりハリルホジッチ前監督のチーム作りがうまくいっているとは思わなかったので、このたびの日本人監督就任による「チームの引き継ぎ」には賛成ですが、それでも新監督を支える万全のサポート体制、そして就任に際しノルマとタスクを与えることは必須だと思います。とりあえずアジアカップ優勝は必須の条件ではないでしょうか。

森保監督と言えばサンフィレッチェ広島を率いてのリーグ優勝など数々の実績を持ちますが、ぼくには選手としての彼の姿も印象に残っています。どちらかと言えば地味なポジションを過不足なくこなし、気がつけばチームになくてはならない人材として日本代表まで上り詰めた森保監督。綺羅星のような代表選手の中でただ一人無名に近く、名字の読み方を訊ねられたというエピソードまで持つお方ですが、そのクレバーなプレイスタイル同様、新生日本代表に爽やかな新風を吹き込んでくれることを期待したいですね。ぼくも応援します。

移籍ラッシュ 

2018, 07. 25 (Wed) 22:30


112.jpg


鹿島アントラーズの金崎選手がサガン鳥栖に移籍しました。突然入ってきたニュースでびっくりしましたが、同時にチョン・スンヒョン選手が鹿島に移籍と言うことですので、これは二者トレードに近い移籍なのでしょうね。イニエスタ選手がヴィッセル神戸に入団したり、フェルナンド・トーレス選手がサガン鳥栖に入団したりと、なんかJリーグ全体がすごいことになっていますが、一サッカーファンとしてはこうしたビックネームの加入によりリーグが活性化するのはとても嬉しいことです。特にトーレス選手は凄く好きで、ずっと観ていたので(あのしょぼい自伝も持っています)なにやら感慨深いものがありますね。印象強いのはやはりあのリバプールの金髪ブロンド時代でしょうか。サッカー好きな少年がそのまま青年になったみたいな彼のプレースタイルは観ていてほんとうにわくわくしました。カイトやルーカスもいたし、あの頃のリバプールは好きだったなあ。

鳥栖は今下の方の順位にいますが、これから巻き返しを図るのでしょうね。グランパスもこの中断期間中にものすごい補強をしていますが、このままでは終わるつもりはさらさらないでしょう。また宮本新監督が就任したガンバ大阪も楽しみですし、ワールドカップが終わった後もまだまだサッカーからは目が離せないようです。ぼくも再開したJリーグの行方を楽しみにしたいと思います。

サッカー界の潮流 

2018, 07. 14 (Sat) 22:25


ワールドカップの決勝はクロアチア対フランスとなりました。個人的にはクロアチアの方を応援してるかな。旅行に行っていてベスト8から4をかけた試合がまるまる観られなかったぶん、今回のワールドカップにはやや物足りなさはありますが、日本代表の予想を上回る頑張りも観られたということもあり、一サッカーファンとしてはとても楽しい一ヶ月間でした。いったい勝者がどっちになるのかわかりませんが、あれだけ輝かしかったドイツやスペインの一時代が終わったという意味でも、今大会は一つの潮流の変わる節目の年となったのかもしれません。今後、サッカーのメインストリームがどう変化していくのか、期待も込めて決勝戦を見守りたいと思います。Jリーグもそろそろ再開しますし、こちらも楽しみですね。

敗戦、そして 

2018, 07. 03 (Tue) 22:30


105.jpg



うーん。残念。昨日の日本代表戦、日本はベルギー代表に2-3で惜しくも敗れました。原口、乾両選手のゴールが立て続けに決まったときはぼくもベスト8が見えたと思いましたが・・・。選手たちもそう確信したのでしょう。失点し次々と崩れ落ちる選手たちを見ると切なくて胸が痛くなりました。特に泣いている選手たちを見ると。この歳になると、だんだん自分自身の悲しみよりも他人の悲しみの方が胸に堪えたりするんですよね。試合後、今大会で代表を去るベテランの本田選手や長谷部選手が、泣いている乾選手や昌子選手を慰めている姿が印象的でした。原口選手も泣いていたなあ。がんばって立派でした。

一方、後半ロスタイムでも攻めきろうとして失点したという事実に関しては、おそらく数日前のポーランド戦で負けているにもかかわらず予選突破を優先して消極的なパス回しをしたことをさんざん国内外で非難された影響が大きいと思います。本来、攻めて攻めて攻め倒す、というのが西野さんの哲学ですし、あの派手な散り方はまんま西野ガンバのデジャヴですから。「だったら攻めてやるよ!」という「マイアミの奇跡」から端を発した、この頑固な人の開き直りですね。

明暗を分けた最後の数プレイに関しては、特にイタリアメディアが「戦術的ではない」と厳しい批判をしていますが、そのイタリアメディアが、同時に数日前のポーランド戦の日本の試合の「殺し方」に対して、「当然」「理解できる」と極めて好意的な批評を寄せているのが面白いです。

結局イタリア人にとっては、「勝つ」ことが絶対であり、リアリズムの根幹にあるすべてなのであって、そこから逆算して効率的なプレーや試合運びは善、そこから外れる戦い方はどんなに美しさやロマンティシズムに溢れていても悪、ということなのでしょう。その割り切り方がイタリア人らしくて、長年セリエAを観続けてきたぼくとしては懐かしくて面白かったですね。ぼく個人の考えもイタリアのこの批評にかなり近いですが、でも日本人としては西野さんの戦い方にも一定の理解をします。あのまま延長戦に突入していても、高さに劣る日本は耐えきれずに遠からず決壊していたであろうことは確実ですから・・・。延長を望まず、万に一つの可能性を信じて勝負を賭け、そして美しく散った。日本人は民族史的に攻勢に強く、守勢に弱いとよく言われていますが、その特質がよく現れたシーンだと思います。(いくぶん大げさなようですが)「その国の陸軍にその国の民族的な本質がよく現れる」とは司馬遼太郎さんの言葉でしたっけ?

ともあれ、ベルギー戦をもって日本代表の2018ロシアワールドカップの旅路は終了しました。去って行く選手たちもいれば、新たに加わる若い選手たちもいて、また新しい日本代表が胎動していく季節が始まります。四年後へ向けた彼らの戦いを、期待をこめて応援したいと思います!